マツダ デミオSKYACTIV-Dフューエルフィルター水抜き作業手順
マツダ デミオSKYACTIV-Dフューエルフィルター水抜き作業手順です
目次
Sponsored Links
マツダ デミオ スカイアクティブDは20,000kmごとに燃料フィルターの水抜き作業が必要になります(60,000kmごとに交換が必要)。20,000km走行するとメーター内のスパナマークを点滅させ運転者に知らせます。しかしスパナマークはエンジンオイルの交換時期(5,000kmごとに点灯)も兼ねているため、スパナマークが点灯しエンジンオイル交換後リセット作業を行うと点滅に変わることもあります。エンジンオイルのリセット作業が上手くできなかったのではなく、フューエルフィルターの水抜き(または交換)が必要ですので間違えないようにしましょう。
SKYACTIV-Dフューエルフィルター水抜き作業
では始めましょう。スパナマーク点滅確認
イグニッションスイッチONでスパナマークが点滅していることを確認しましょう。点灯している場合はエンジンオイルのリセット作業が必要です。マツダ デミオSKYACTIV-Dオイルメンテナンスリセット方法
フューエルフィルターは60,000kmごとの交換が必要なため、オドメーターが60,000km、120,000kmの場合はフューエルフィルター交換が必要になる場合があります。フィルター交換時期に水抜きを実施してリセット作業しても、スパナマークの点滅が消えないこともありますので注意してください(フィルター交換してリセットすれば消えます)。
フューエルタンクカバー外し
フューエルタンクカバーを外します。左後部座席下あたりにあります。Sponsored Links
フューエルフィルター水抜き
フューエルフィルタードレンプラグを緩めて水抜きをしましょう。水抜きが完了したらドレンプラグを確実に締めてください。ドレンプラグのOリングは再利用可能です。
燃料漏れ確認
エンジンを始動し燃料漏れを確認してください。漏れがなければフューエルタンクカバーを取り付けましょう。Sponsored Links
セジメンタ・リセット
水抜き作業(または交換)が完了したらリセット作業です。スキャンツールを使用する場合
スキャンツールを使いエンジン(パワートレーン)の作業サポートからセジメンタ・リセットを選択します。画像はG-Scan2です。20,000kmになればリセット完了です。
スキャンツールを使用しない場合
スキャンツールを使用しない場合は1人での作業は非常に困難なため2人で作業しましょう。1.シフト位置がPまたはN(M/T車はニュートラル)であることを確認する。
2.イグニッションスイッチONにする。
3.ジャンプワイヤーを使用してテスト端子をボディアースする。(テスト端子はエンジンルーム内ヒューズボックス内にあります)
4.テスト端子をボディアース後、5秒以内にブレーキペダルを踏む・放すを5回行う。
5.セジメンタ・リセットが開始されると予熱表示灯が点灯します。リセットが完了すると予熱表示灯が5回点滅します。予熱表示灯が点灯→5回点滅しない場合は一度ジャンプワイヤーを外し、イグニッションスイッチを一度OFFしてから再度リセット作業をしてください。
予熱表示灯が点灯→5回点滅が確認できたらジャンプワイヤーを外し、イグニッションスイッチをOFFしてください。
最終確認
エンジンを始動しスパナマークが消灯していることを確認してください。点灯している場合はエンジンオイルのリセット作業、点滅している場合はセジメンタ・リセット作業をしてください。Sponsored Links
まとめ
外車だけではなく国産車もリセット作業が必要になってきています。各車両ごとに覚えなければいけないことがたくさんありますが、クレーム防止のためにも確実に実施しておきましょう。スキャンツールもアップデートしておかないとリセット作業ができないなんてことも考えられます。定期的にアップデートしておくことが大事ですね。お疲れ様でした。Sponsored Links