BMW MINI ベルト交換手順 

BMW MINI ベルト交換手順です

MINI車両
今回のMINIのエンジンはBMWとプジョーの共同開発のようで、MINI・プジョー・シトロエンに採用されているようです。ベルトの交換をする際の注意点を詳しく記載させていただきました。初めて交換される方はぜひ参考にしてみてください。


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MINIベルト交換

では、始めましょう。

フェンダーライナーを外す

右フェンダーライナーを外していきます。前半分程度で大丈夫です。ベルトがしっかり見えて、取外し・組み付けができる位まで外しましょう。

ウォーターポンプ・テンショナーを緩める

クランクプーリーとウォーターポンプをテンショナーで押し付けています。ベルトを外す際には緩めないとベルトが抜けてきません。こちらのテンショナーを先に緩めておかないと、テンショナーを破損する可能性もあるようですので気を付けてください。
赤〇部分を手で引っ張りテンショナーを緩めます。
MINIウォーターポンプテンショナー 引っ張ると穴が開いている部分が見えてきます。その穴を上側にあるピンに引っ掛けます。
MINIウォーターポンプテンショナー2 こんな感じに引っ掛かります。
MINIウォーターポンプテンショナー3

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ベルト・テンショナーを緩める

ベルトテンショナーを緩めます。特殊工具も売っているようですが、特殊工具がない場合はヘッドライト類を外したりしますので、けっこう大掛かりな作業になります。
私は特殊工具を持っていませんでしたのでヘッドライトを外し、ラジエターキャリアをずらしたりしました。
ベルトテンショナー ベルトテンショナー2 赤〇部分の6角(32?)に入るボックスもメガネレンチもなかったので、吸気ダクトもずらしてモンキーレンチで頑張りました。
ベルトテンショナー4 MINIベルトテンショナー5 テンショナーを緩める方向(車両前側)にレンチを倒していき、青□のテンショナーのロックピンを押し入れてロックします。

ベルトを交換する

2つのテンショナーを緩めたら、ベルトを交換しましょう。
交換後のテンショナーは上部のテンショナーを戻してから、ウォーターポンプ側を戻すようにしましょう。

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エンジンを始動して張りを点検

ベルトを張ったらエンジンを始動して再度張り、掛け違えがないかチェックしましょう。

組み付け

吸気ダクト・ヘッドライト・ラジエターキャリヤなど、外した部品を組み付けて完成です。
ヘッドライトを取り付ける際はボンネットを締めた時に当たらないように注意しながら作業してください。

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まとめ

ウォーターポンプテンショナーはプラスチックのような壊れやすい素材でできているため、ベルトテンショナーだけを緩めて無理矢理外そうとすると壊してしまう恐れがあります。テンショナーが2つあることを知っていないと交換にも危険が伴う作業ですので覚えておいてください。使ったことはありませんが、特殊工具を購入しておくと、外す部品も少なくて済みますのでおすすめです。お疲れ様でした。

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