トヨタ車 パワーウィンドウ挟み込み防止リセット

トヨタ ブレイドのパワーウィンドウ挟み込み防止リセット方法です。

ブレイド フロントドア内張外し
助手席の窓ガラスの動きがおかしいという御依頼があり、作動確認するとガラスが少し斜めに上下している状態でした。


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ウィンドウガラスの交換

今回の故障の原因はウィンドウガラスの取付部の折損でした。
パワーウィンドウ・ガラス土台
パワーウィンドウ・ガラス土台割れ レギュレータというガラスを上下させる部品に取り付ける部分が片方割れていましたのでウィンドウガラス本体を交換します。

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作動確認

ガラスを交換して作動確認をします。ガラスは真っすぐ上下するようになりましたが、AUTOで閉めたときに完全に閉まった後、自動で少し開いてしまいます。これは挟み込み防止機能という安全装置が働いています。

挟み込み防止位置のリセット

挟み込み防止位置リセットしてドアガラスの上端の位置を学習させる必要があります。
メインのパワーウィンドウスイッチを取り外したり、バッテリーを外したりしましたがリセットできませんでした。修理書に記載されていたのは『AUTOで作動中にパワーウィンドウモーターコネクタを抜くか、バッテリーのマイナスを外す』とのこと。
ドア内張を外している場合はパワーウィンドウモーターのコネクタを外してリセットして下さい。内張が外れていない場合はバッテリーのマイナスを外す必要がありますので2人で作業する方が良いかと思います。

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パワーウィンドウAUTOの再学習

リセットが完了すると各パワーウィンドウのスイッチが点滅しています。バッテリーを取り外してリセットした場合は各ドアで計4回作業しなければいけませんので注意が必要です。点滅しているパワーウィンドウスイッチのUP側に押し上げ、ガラスが完全に閉まってから3秒程度まで押し続けるとパワーウィンドウAUTO機能がリセットされます。

まとめ

通常ですとメインのパワーウィンドウスイッチを外したり、バッテリーで電源を遮断すればリセットができることが多かったのですが、AUTO作動中に電源を遮断する車両もあるんだと勉強になりました。車種やメーカーによって色々な方法があると思いますので注意が必要ですね。お疲れ様でした。

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