キャンター チェックランプ点灯 NOXセンサー交換

キャンターのエンジンチェックランプ点灯修理です。

キャンター車両
スキャンツール(G-scan2)を使い自己診断すると、故障コード「520273-0:NOXセンサーに断線があります」でした。キャンターのSCRシステムはエンジンのNOx排出量に応じてSCR触媒前の排気中にAdBlue®(尿素水)を噴射するもので、NOXセンサーはその名の通り排気ガス中のNOX量を計測しています。NOX排出量はエンジン回転数とエンジン負荷に基づいて計算されます。計算された数値を基準に、水温センサー・ブースト圧センサー・エンジンスピードセンサー・吸気温度センサーによって補正され、AdBlue®(尿素水)の量を算出、その情報をエンジンECUから尿素水サプライモジュールに送ります。


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故障診断手順

整備書でダイアグコードから診断手順を調べると「(1)単品での点検が簡単にできないのでシステム内のハーネス及び関連部品を点検にて間接的に良否を判定する。(2)関連部品に異常がなく,かつシステムに異常がある場合はセンサーを交換する。」とあります。要するにコネクターの接触不良や配線の断線等の異常がない場合はNOXセンサー単品の点検ができないため交換するしかないと記載してあります。NOXセンサーは純正定価で8万円から9万円と高額になります。コネクターや配線の切れ等をしっかり点検してから交換しましょう。


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NOXセンサー交換手順

では、交換しましょう。
キャンターNOXセンサー新品

NOXセンサーの位置

画像の右下□がセンサー部分です。左上部分がコントローラ部分でコネクタが接続されます。
NOXセンサー位置 フロントパイプ部分に同じ形のO2センサーが付いていますので間違えないようにしましょう。
キャンターO2センサー位置

コネクターを外す

画像□の左部分のコネクタを外します。その後センサーまで配線を追っていき、固定されている金具類を外していきましょう。
キャンターNOXセンサーコネクター

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センサーを外す

専用工具(O2センサーを外す工具)を使いセンサーを外します。
キャンターNOXセンサー外し

部品番号確認

高額部品ですので、外した部品と新品の部品の番号をしっかり確認しましょう。
キャンターNOXセンサー品番

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新品を取り付ける

逆の手順で新品部品を取り付けます。配線がねじれない様に注意しましょう。

取付チェックをする

NOXセンサー交換後は排気漏れ等のチェックとスキャンツールで故障コードを消去しましょう。

まとめ

キャンターのNOXセンサーの交換は部品が高額なのでしっかり診断するように心掛けてください。使用状況でハーネス類にも故障が発生している可能性も多いかと思います。NOXセンサーの故障はDPF本体の故障やSCR本体の故障にもつながってしまうことも考えられますので早急に修理していきたいですね。お疲れ様でした。

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