ホンダN-BOXスロットルボディ清掃後のアイドリング学習手順
ホンダN-BOXスロットルボディ清掃後のアイドリング学習手順

ホンダN-BOXのアイドリング学習手順について記載しています。エンジン不調などでスロットルボディの洗浄した際に行う作業になります。アイドリング学習がしっかり完了していないとアイドリングが高くなってしまったり、アイドリングストップしなくなったりと不具合が完治しない場合も考えられますので、スロットルボディ清掃後はしっかりとアイドリング学習をしましょう。
目次
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スロットルボディ清掃後のアイドリング学習手順
それでは始めましょう。スロットルボディ清掃


カーボン堆積補正値クリア
スロットルボディ清掃が終わったら学習値を消去して再学習します。以下の手順で再学習してください。1.スキャンツールを使用して作業サポート内のDBWを選択し、スロットルバルブ補正値をクリアする。





3.イグニッションスイッチをONにして2秒間待つ。(アクセルペダル踏まないこと)
4.イグニッションスイッチをOFFにする。
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ECUリセット
イグニッションスイッチをONにし、全ての電気負荷をOFF(エアコン・ヘッドライト等)にした状態でスキャンツールを使用して作業サポート内のECUリセット選択、スキャンツールの指示に従いECUリセットをしてください。ECUリセット後はデータモニタのアイドリング学習(トルク)が未完了になります。




エンジン暖気
エンジンを始動し、水温が90度以上になるまで暖機運転をしましょう。Sponsored Links
アイドリング学習
1.エンジンスイッチをOFFモードにする。2.エンジンスイッチをONモードにする。
3.NレンジまたはPレンジでアクセルペダルを全閉にし、電気負荷をOFFした状態で5分間アイドリングする。
注意:ラジエターファンの作動時間は5分間に含まない
アイドリング学習完了確認
1.イグニッションスイッチをOFFにした状態でスキャンツールのSCSショートを実行し1分以上待つ。
3.イグニッションスイッチをONにする。
4.スキャンツールのデータモニタで「アイドリング学習」が完了になっているかを確認する。
注意:完了になっていない場合は再度アイドリング学習を行う。

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まとめ
電子制御が多くなり、整備後のリセット作業が増えてきました。学習作業やリセット作業をしないと不調やチェックランプの点灯など再入庫・再整備の可能性がありますので、気を付けながら整備をしていきたいですね。お疲れ様でした。Sponsored Links