ノートe-POWER 補機バッテリー交換手順
日産ノートe-POWER補機バッテリー交換手順です
ハイブリッド車や電気自動車のバッテリーは2種類あり、エンジンの動力として使われるメインバッテリーとシステムの起動や電装品の作動等に使用される補機バッテリーがあります。ノートe-POWERもメインバッテリーと補機バッテリーが装着されており、補機バッテリーの寿命は使用状況にもよりますが3年・5万km程度が目安になります。補機バッテリーが上がってしまうとスタートスイッチを押しても全く反応しなくなり走行できなくなりますので定期的に交換しましょう。
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補機バッテリー交換手順
では始めましょう。バッテリー位置確認
まずバッテリーの取付位置とバッテリーサイズを確認しましょう。バックドアを開け、フロアマットを開けると車載工具の奥にある補機バッテリーが確認できます。
バッテリーサイズは日産純正の場合「L2」と表記されています。このL2のバッテリーは社外品の「LN2」表記のENバッテリーが使用できます。
バックアップをとる
バッテリーを外す際にバックアップ電源を接続しましょう。バックアップせずにバッテリーのマイナス端子を外すと車両にある様々な学習値がリセットされ、不調などのトラブルが発生する場合がありますので注意が必要です。エンジンルームにバッテリー上がりの時に使用するジャンピングポイントがありますので、そこからジャンピングの要領でバックアップをとりましょう。ジャンピングするために使用するバッテリーが1つ必要になりますので先に準備してください。
ジャンピングの手順でケーブルを接続します。まずプラス端子です。
続いてマイナス端子を接続します。ボディアース出来れば場所はどこでも大丈夫です。
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バッテリーを交換する
新品のバッテリーに交換しましょう。バックアップをとっていますのでプラス端子をボディに接触しないように注意しましょう。車載用バッテリーの為、水素ガスの排気口を片側塞いで、片側を排気チューブに接続する必要があります。マイナス側を付属の部品で蓋をします。
プラス側を排気チューブに接続します。
ターミナルを接続し、取付ステーをしっかり締め付ければ完成です。
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まとめ
最初にも言いましたが、ハイブリッド車の補機バッテリーは3年もしくは5万km程度が交換時期です。使用状況によってはさらに短い期間での交換も必要になる場合もあります。ガソリン車と違いバッテリーが弱くなってきたのを感じ取ることができないため、急にスタータースイッチを押しても何も反応しなくなるケースもあります。値段もガソリン車に比べ高額なのでギリギリまで使用したい気持ちもわかりますが、バッテリーが上がってしまった時のリスクを考えると定期的に交換し、安心して使用できるようにしておく事をお勧めします。お疲れ様でした。Sponsored Links