アウトランダーPHEV 社外バッテリー交換(B端子変換)
三菱アウトランダーPHEVの補機バッテリー交換です。
三菱アウトランダーPHEVのバッテリーは特殊になっていて、従来のハイブリッド車に使用されているバッテリーをそのまま取付することができません。社外バッテリーを取付する際は専用の拡大端子を使用しますので、しっかり覚えておきましょう。
目次
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三菱アウトランダーPHEVの補機バッテリー交換
では交換してみましょう。車載バッテリーを確認する
アウトランダーPHEVのバッテリーはバックドアを開けて左手前下部にあります。サイズはS46B24L(S)です。(S)が付いていると拡大端子を使用しているようです。新品バッテリーを確認する
新品バッテリーが適合しているか確認しましょう。純正バッテリーであれば同じ端子ですが、社外バッテリーを使用する場合は専用スペーサーが必要になります。写真はオートテクニカ製B端子ターミナル用スペーサー(TAD-2)です。社外バッテリーにスペーサーを取り付ける
社外バッテリーS46B24Lに専用スペーサーを取り付けます。上から被せるだけですので非常に簡単です。
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バックアップをとる
余っているバッテリーがある場合はブースターケーブルでボンネット側からバックアップを取りましょう。バックアップ用ブラス端子接続
ボンネットを開けて助手席側にヒューズボックスがあります。ヒューズボックスのカバーを外し、赤い長方形の小さいカバーを外します。そこにブースターケーブルの赤を接続します。バックアップ用マイナス端子接続
今度はマイナスを接続しましょう。取扱い説明書によるとラジエターのサブタンク取付部でアースするようです。接続を確認する
下の写真のように接続できればバックアップ完了です。バックアップ用のバッテリー容量に注意です。バッテリーを交換する
バックアップができましたのでトランク側に戻り、車両からバッテリーを外しましょう。バックアップをとっているので、ターミナルによるショートに注意して作業しましょう。取付後はターミナルの接続をしっかり確認してください。Sponsored Links
バックアップ用電源を外す
バックアップで使用していたブースターケーブルを外してバッテリー交換は完了です。Sponsored Links
まとめ
国産車のバッテリーも種類が多くなり、最近はハイブリッド車(S46B24等)アイドリングストップ車(M-42等)ENバッテリー(LN-0等)と、自動車の構造によりバッテリーの形状を変えています。今回のように社外バッテリーでは製造していないサイズも今後増えてくるのかもしれません。初めての車両はしっかり確認しミスのないようにお客様にご提案していくように心掛けたいですね。お疲れ様でした。Sponsored Links