スズキ エブリィDA17Vスパークプラグ交換について
スズキ エブリィDA17Vスパークプラグ交換について
スズキ エブリィDA17Vスパークプラグ交換について記載しています。スズキの車両はイリジウムプラグを使用していますが、交換は60,000km毎になっています。使用頻度や走行状況により異なりますが、交換を怠ると失火の原因になり、エンジン不調のトラブルが発生しやすくなりますので注意が必要です。交換の際には締めすぎに注意してください。規定トルクは12±2N・mです。
目次
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スズキ エブリィDA17Vスパークプラグ交換
では始めましょう。シリンダーヘッド・アッパーカバー取外し
シリンダーヘッド・アッパーカバーを取外します。8mmの工具を使用して4本のボルトを外します。イグニッションコイル取外し
10mmの工具を使用してイグニッションコイルを取外します。3番シリンダー以外はコネクターを外さなくても抜けます。Sponsored Links
スパークプラグ取外し
14mmのプラグレンチを使用してスパークプラグを取り外します。エアーブローできる場合はプラグホールをエアーブローして清掃してください。
逆の手順で取付
取付の際の注意点は以下の通り・新旧スパークプラグの形状を確認する
・スパークプラグの締付トルクは12N・m(締めすぎるとスパークプラグが破損します)
・イグニッションコイルボルトの締付トルクは11N・m
・シリンダーヘッド・アッパーカバーの締付トルクは7N・m
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エンジンを始動する
組み付けが完了したらエンジンを始動し異常がないか確認してください。プラグホールをエアーブローで清掃していない場合は掛かりが悪い場合があります。
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まとめ
今回はスパークプラグの締付トルクについてでしたが、エブリィのスパークプラグ締付トルクが12N・mと弱いため、締めすぎによる破損が多発しているという話を聞いたので注意したいと思い記事にしました。あまりトルクレンチを使用してスパークプラグを締めている整備士はいないのではないかと勝手に思っていますが、急いで作業して締め付けていると、ついつい力が入ってしまいオーバートルクになりがちではないかと思います。注意書きのようにシリンダーヘッッド・アッパーカバーに記載されている車両ですのでミスを少しでも減らすため覚えておきたい知識ではないでしょうか。お疲れ様でした。
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